紹介したい同窓生

みんなに知って欲しくなるユニークな同窓生、
がんばってる同窓生を紹介します。

第1回

堀口博信さん (4期)

(11期 松本恵美子さんの紹介です)

画家

画家として自由に描くために、
         あえて2足のワラジを

受賞略歴



阪急十三駅西改札口すぐにある居酒屋「富五郎」、堀口さんはこの店の
店主でもあります。
「フランス美の革命展 IN ルーブル グランプリ賞」など数々の受賞暦を
持つ画家であり、
庶民の町十三の居酒屋のおっちゃんでもある。
まったく違う二つの顔、堀口さんの中ではどのようにバランスをとって暮ら
しておられるのか。
興味津々で第1回目のインタビューを始めました。


絵をクリックすると、大きな画像で見れます

「絵を描くのは速いですよ、1枚15分から20分くらい。
油絵は時間がかかるので、今はパステル画が多いですね。
キャンパスにではなく、クロッキーノートに描くのです。
それだと、駄目な時でも引きちぎって、新しいページに描けるでしょう。
描き上がった絵は、クロッキーノートは薄いので、画用紙で裏打ちします。
パステルなので、フィキサチーフで定着させます。
その後、ナイロンコーティングで仕上げます」

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モデルさんは舞台出身なので、イメージだけ伝えて自由に動いてもらう。
「舞台裏でダンサーが出番を待ってる、そんな感じで」

言葉のイメージを彼女が表現し、その一瞬を彼が画紙に固定する。
作品の誕生する瞬間だ。

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「ピカソは部屋いっぱいにキャンパスを置き、描いて気に入らなくなると
次のキャンパスに、また気に入らないと次のキャンパスに描き始めるのです。
日本人画家は1枚のキャンパスを後生大事に使うのですけど、ね