楽しいイベント満載の病院ですね


 
−本当に病院らしくない病院ですね。1階ロビーににグランドピアノが置いてあって、びっくりしました。

ここでは年に何回かコンサートを開いています。
左手のピアニスト、智内威雄氏のコンサートも開きました。
患者さんとご家族、医療スタッフだけではなく、一般市民の方にも参加してもらっています。
また、病院主催のイベントとしては、市民公開講座や病院見学とミニ講演会なども開いてきました。

 
−そして何よりすごいのが、天文台ですね。
天文台のある病院ってここだけですよね。


ここだけでしょうね。(笑)

−それにしても何故天文台を?

私が天文ファンということもあるのですが・・・。
ある夜、建設中の病院を見に行ったのです。
星がとても綺麗でした。
この屋上に天文台があれば星がよく見れるなと思って、作ることにしました。

−ええっ!、工事前から決めていたのではなく、突然作ることにされたのですか?

そうです。

−天文台は地域の子どもたちにも開放されてるとか。

「天体観測」のイベントをやってますね。
その時は地域の子どもたちにも来てもらいます。。


この天文台から見た宇宙画像は、1階ロビーで平日午後から放映してますよ。

−チャリティコンサートも開かれてるのですね。

昨年11月には、友紘会総合病院設立30周年記念のチャリティコンサートを、
ザ・シンフォニーホールでやりました。
このコンサートは5年に1度開いています。
今回の寄付金は250万円集まりました。
この収益金はNPO法人Canps−がん患者支援機構の支援のために寄付しました。




20周年にはピアニストの中村紘子さんを、25周年は同じくピアニストのゲルバー氏を迎えました。
この2回の収益金はアムダ(NGO・国際医療ボランティア組織)に送りました。

−「ぽれぽれレター」を読ませていただきました。

病院広報誌ですね。
「ぽれぽれ」とはスワヒリ語で「ゆっくり」という意味です。

−スタッフの方たちの写真やメッセージが入ってたりして、あぁ、こんな風に仕事されてるんだと思いました。
スタッフの皆さんで作る、こうした小さなアイディアも良いですね。

 
ロビーで記念写真。松本さん(左)、小松さんとグランドピアノ



病院の屋上に天文台が見える 



NASAの本物の宇宙服のレプリカ 
 

府下最大級の口径60cmカセグレン式天体望遠鏡
 
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