岩谷産業株式会社 大阪本社
みんなに知って欲しくなるユニークな同窓生、
がんばってる同窓生を紹介します。

  第13回
 
      岩谷産業株式會社   
  
       社 長  野村 雅男さん (11期生)


会社は自己表現の場、自己実現の場です。
 


 

「では、写真撮ります。目、開けてね〜!」
「開けてるやん!!」
と、相変わらずアホなやり取りができる
野村さんとのワンショット(?)でした。

昨年3月、「野村さんが岩谷産業の社長に決まったって!」というビッグニュースが11期生の間を駆け巡りました。
みんな自分のことのように喜びました。

「そろそろ落ちつかれたかな?お話聴きたいね」とお願いし、忙しい合間を縫っての取材に応じていただけることとなりました。

取材は金曜日。
月曜日が東京、水曜日に博多に入り、広島を経由して、帰阪された直後のインタビュでした。
「社長業は、走り回る商売ですね
とは、彼のMailの一文です。

インタビューには、野村さんと仲の良い小松さん(11期)、広報担当の新地さん(38期)、そして野村さんとは中高を共にした私、児玉(11期)が参加しました。

ところで、私は、岩谷産業をカセットコンロ「カセットフー」と、TVの「鳥人間コンテスト」のスポンサーということでしか知りませんでした。
そこで大慌てで、iwataniのホームページから大量の資料を印刷し、赤ペン片手に読みました。
そして、本当にびっくりしました。

岩谷産業グループ全体で1万2千人の社員を抱え、年間7千億円近い売り上げがある一部上場会社というのもすごいけど、
水素エネルギーのパイオニアであり、災害に強いLPガスのシェアーNo.1の会社であり、美味しい水や、健康食品まで扱っている会社である。

野村さん、そんなすごい会社の社長さんになりはったのですね。

岩谷産業大阪本社の応接室でお話しをお聞きしましたが、愛嬌のある高校時代そのままの笑顔で、野村さんが登場しました。

 

 
  いきなり「社長になれ」と言われ、びっくりしました


ー社長就任、おめでとうございました。社長就任が決まった時のお気持ちは?

びっくりしました。
昨年の3月26日に突然前社長(現会長)から呼び出され、「社長をやれ」、「断るという選択肢はない」と言われました。
その3日後の29日に対外発表を行いました。


ーこの1年はいかがでした?

めまぐるしい一年で、あっと言う間でした。
一回りしないと仕事の内容はわからないと思います。
ひと通り自分の眼で見て、ようやく社長業とはこういうものかなというのが手応えとして
分かってきた感じですね。
私としては出来るだけ出先を廻り、現場で生の声を聴いて、それを会社の方針につなげていきたい
と考えています。


       
      略   歴


 昭和40年3月 美津島中学校卒業
 昭和43年3月 東淀川高等学校卒業
 昭和47年3月 同志社大学法学部卒業
 昭和47年3月 岩谷産業に入社
 平成16年6月 執行役員に就任(現任)
 平成19年4月 内部統制推進プロジェクト担当、
          経営企画部(法務)担当
 平成19年6月 取締役に就任
 平成21年4月 常務取締役に就任
 平成22年4月 専務取締役に就任
 平成24年6月 代表取締役社長に就任(現任)

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