十三ってほんまにおもろい所、ごった煮の味がする  

「富五郎」の料理はどれも美味しい。
キムチ鍋は、食べ終えても、頼めば新しい出汁
を足し、違った具を入れてくれる。
米ナスの田楽、野菜のテンプラ、などなどなど、
みんな美味しかった。

十三が面白いのは、「富五郎」のような気取らな
いのに、文化度が高くて、若い人も、年寄りも、
誰でもが集まれる場があるからだと思う。

近くにこんな店があれば、と正直羨ましい。

ちなみに、厨房に立つ息子さんも川高出身だ。
堀口詠士さん、31期生。
頼もしい後輩だ。

――CDを出されたそうで?
 ええ、「十三の華」と「ごった煮仲間」という曲です。
「ごった煮」というのは、たいした具材が入ってるわけではないけど、違った具が混ざって美味しくなりますね。
そうした十三のイメージで作ったんです。
――作詞作曲もご自分で?
 そうです。
物心ついた時から音楽があって、知らない間にいろんな歌を覚えてました。
この歌は、詩を書いて、メロディをつけたら、それを採譜してもらって、演奏してもらい、カラオケみたいに歌って作ったのです。
UGAのカラオケにも入ってるんです。
今年の十三の花火大会で叶麗子さんと歌うんですよ。
叶さんは、通天閣を頭に乗っけてる歌姫さんです。


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堀口さん、取材に協力、ありがとうございました。