みんなに知って欲しくなるユニークな同窓生、
がんばってる同窓生を紹介します。

第14回

吉本新喜劇 劇団員
太田 芳伸さん (43期生)

吉本新喜劇で若手のリーダーとしてご活躍中

持ちネタがyoutubeで再生回数200万超え

原点は高校の文化祭!

■「あの」吉本新喜劇でご活躍中ということで、大阪の人間なら誰もが知りたいと思うような話が盛りだくさんだと思います。普段はどのような役で出演されているんでしょうか?

ヤクザ役が多いですね。「邪魔するでー」「邪魔すんねやったら帰って」でおなじみのアレです。明日(※取材日の翌日)土曜の昼に放送される分でもカラースーツに身を包んで登場しますので、良かったら見てやってください(笑)

実は高校の文化祭でも新喜劇をやったんですよ。担任の名前をもじって「サカモト新喜劇」。そこでもヤクザ役でしたけど、めちゃくちゃウケました。あれが原点ですね。

■ということは、テレビで放送されている分は事前収録なんですね。実際の公演はどういう感じなんでしょうか?

そうです、収録です。テレビで放送されるのは、撮ってから1ヶ月ぐらい後ですね。公演には基本的なサイクルがありまして、火曜日から始まって次の週の月曜日まで一週間、同じ台本で1日に3公演から4公演やります。

それで、テレビの収録は土曜日なんですね。だいたい役者が仕上がってくるのが土曜日ぐらいなので。さらに収録時のミスやトラブルに備えて、金曜日にカメリハというのをやります。何かあればそちらで差し替えられるよう準備しておくわけです。

カメラが入る時はあまりアドリブも入れませんし、時間内にビシッと終わるよう意識してやってます。それに収録後もだいぶ編集が入っていますから、テレビで見るのと直接NGK(なんばグランド花月)にいらして生で見るのとではかなり印象が違うと思いますよ。

■太田さんといえば、「お邪魔死にまぁーす!」という持ちネタがyoutubeで200万回以上再生されてネットでちょっとした話題となっています。

あれはたまたまというか、カラクリがあるんですけどね(笑)
入ってきた瞬間いきなり死ぬというギャグなんですが、それを「タレントが公開収録中に死亡するハプニング」というタイトルでyoutubeに上げた人がいまして。ひっかけというか、いわゆる釣りですよね。

それでやっぱりタイトルに騙されて怒ってる人もたくさんいるんだけど、コメントの中には「面白い」って言ってくれてる人もけっこういまして。ありがたい話です。

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